こあらいおん日記

ゲストハウスこあらいおんのいろいろ

ゆい散歩~山編・神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下~

春です!

今回のゆい散歩は、いまわたしが住んでいる宮ノ下から登れる、

浅間山です!!

休日におにぎり持って行きます。

 

宮ノ下商店街発行のマップには"Fuji view"=富士山見えるスポットとあります!

f:id:koalion:20170424195222j:image

 

そう、箱根は温泉だけではなく富士ビューとしても

外国の方に人気なんですよね!

 

 

浅間山、宮ノ下ルートには

宮ノ下駅から線路沿いを進むか、

国道1号線にほど近い熊野神社の脇から入れます!

 f:id:koalion:20170424192311j:image

イノシシに注意。

クマはいないです。

 

 

山道の入口で箱根登山電車の線路を渡ります。

遮断機はないので注意!!

 f:id:koalion:20170424192429j:image

 

ちょうど電車が通りました!

f:id:koalion:20170424192500j:image

 近いです!!

 

 

木漏れ日がキレイだなーとか、

ここ道崩れてるなーとか色々感じながら登っていきましょう!

 f:id:koalion:20170424192608j:image

 

冬には薄暗く、

怖いくらい、しんと静まり返っていた山。

当時は、淋しいから他のいきものに会いたい気持ちと、

イノシシには会いたくない気持ちがせめぎ合ったものです。

 f:id:koalion:20170424193308j:image

《2月です》

 

f:id:koalion:20170424193224j:image

 《4月です》

 

春が来ると、緑が増えて、鳥や虫の気配がします。

風が木の葉を撫でる音も、冬のそれより優しく響きます。

f:id:koalion:20170424193100j:image

《木の根が描く模様》

 

f:id:koalion:20170424192935j:image

《新しいいのちがふわふわかわいい》

 

 f:id:koalion:20170424192905j:image

《思い思いに色をつけるなんかの実》

 

わたしはカラフルなものがだいすきですが、

山や空、海やいきものを見ていると、

自然が創る色たちに敵う美しさはないと実感します。

 

 

途中、すくすくと伸びる木々の間から

白と青のまばゆいコントラストを纏った霊峰、富士が見え隠れ!!

 f:id:koalion:20170424193443j:image

しているような。していないような。

 

 

宮ノ下からは1時間で頂上。

中腹に"富士見小屋"という、

富士山が見えることを約束しているかのような休憩スポットがあります!!

 f:id:koalion:20170424193543j:image

 

ずっと登りで息も上がって来たことだし、

富士山を拝みながらひとやすみといきますか!

 

さて、壮大で麗しい富士の姿はどんなものか、と

期待を膨らませて富士見小屋に立ったあなたが

目にする景色は…

 

 

こちらです!!!!

 f:id:koalion:20170424193622j:image

 

 

うわあああああああ

 

 

なんも見えねええええええ

 

 

ひとりで登っていても思わず声に出してツッコんでしまいます。

富士見小屋…富士が見えるとかいて富士見小屋…

 

こんなことって…

 

泣いていても仕方ありません。

まだ山の中腹ですから、

頂上に期待しましょう!!

 

f:id:koalion:20170424193700j:image

ぷっくり大きくなった葉っぱが

おひさまの光を受けてきらきらまぶしかったりします。

まさにおひさまを"浴びてる"!

 

  

頂上と小涌谷の分岐に差し掛かったら、

頂上まであと5分です!

傾斜が穏やかになって、

森の小道といった雰囲気に。 

 f:id:koalion:20170424193730j:image

《上のほうは、4月の頭にはまだ雪が残っていました》

 

 

急に開けたら、そこが頂上!

 

さあついに会えますね、富士山!!

 

 

 

頂上の様子はこちら!!!!

 f:id:koalion:20170424193807j:image

 

 

ええええええ

 

 

 f:id:koalion:20170424193951j:image

 

 

富士山どこおおおおおおおお

 

 

 

そう。

マップに富士ビューと書いてあったり、

富士見っていう名前がついているからって

 

 

富士山が見えるわけじゃありません!!!!

 

 

失意に沈みながら頂上でゆっくりした後は、

さきほどの分岐を小涌谷方面から下山しましょうか。

 

 

期待を裏切られた悲しみは、

あなたを強くします。

疲れなど微塵も感じずに

すごい速さで進めることでしょう。(下り道ですから。)

 

悲しみが怒りに変わり、なにも考えられなくなったころ、

川のせせらぎがあなたを我に返らせてくれます。

 f:id:koalion:20170424200557j:image

小涌谷にほど近い、千條(ちすじ)の滝です。

 

落差は3mほどで

力強さを感じる滝ではありませんが

 

横25mに渡って

水がレースのカーテンのように

かわいらしく流れています。

 

しとしと流れゆく滝を前に、

わたしはこんなことを思いました。

 

 

ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ

 

 

富士ビューからは富士山が見えるのが当たり前、

そんな考えは

 

 

人間の傲慢だ。

 

 

木々は育ち、山は姿を変えてゆく。

 

それは必ずしも人間の希望通りではないし

 

勝手な期待を叶えられなかったからといって

誰が山を蔑むことができるだろう。

 

 

それでいいんだ。

 

 

 f:id:koalion:20170424201827j:image

 

 

富士見小屋から富士山が見えなくても、

東京ディズニーランドが千葉にあっても、

 

 

そんなことはちいさなこと。

 

 

人間はとてもちいさいんだ。

 

 

ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ

 

 

 

f:id:koalion:20170424202114j:image

 

千條の滝から小涌谷の集落まではすぐです。

 

午後になると山の北側に当たる宮ノ下、小涌谷ルートはすぐ日が陰りますが

滝に洗われたかのような、とても納得した、さっぱりとした気持ちで山を下りました。

 

 

富士見小屋から富士山が見えなかっただけなのに、

なんだか宇宙の真理に近付いたような気持ちになれる。

 

 

浅間山はそんな場所です。

 

 (信じるか信じないかは、あなた次第です)f:id:koalion:20170424194544j:image

 

宮ノ下に住むとあるおばあちゃんに伺ったところ、

おばあちゃんがこどものころは

まだ木々の背が低く、本当に富士ビューだったそうです。

 

 

いつのころからか、富士山は成長した木に隠れてしまいました。

ですが、富士見小屋の名前はそのまま残ったわけです。

 

『そうそう、このマップ変えなきゃね~!』

変わらなさそうだけど、まあいいか。 

 f:id:koalion:20170424195233j:image

 

 

お散歩コースのオススメはこちらへ♡

takayuitakayui@gmail.com